代謝の過程で起こる相互作用

“吸収で起こる相互作用というなかで、骨粗鬆症の治療を受けている人は特に医師からの指示がない限りカルシウムのサプリは避けたほうがいいそうです。

骨粗鬆症はカルシウムという知識だけでは、相互作用による危険は避けられないそうです。

代謝の過程において起こる相互作用では、グレープフルーツと降圧剤というのは聞いたことがある人も多いと思います。

高血圧や狭心症に使用される降圧剤のカルシウム拮抗剤の代謝には、CYP3A4という酵素が関与しているそうです。

この酵素を阻害するのがグレープフルーツだそうです。グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類というのが薬剤の代謝を抑制するそうで、薬の効き目が強くなってしまい副作用が問題となるそうです。

この酵素の阻害作用は24~72時間も持続するそうです。そのためずらしても防ぐことはできないそうです。

CYP3A4で代謝される薬は、ほかにも脂質異常症治療薬や偏頭痛治療薬、免疫抑制剤というものがあるそうです。

これらを服用するときはグレープフルーツだけではなく、マーマレードなどに使用されるブンタンやスウィーティーなどもフラノクマリン類を含む仲間だそうなので、注意が必要となるそうです。

同じ柑橘類で、レモンやかぼす、温州みかんは代謝阻害を起こさないそうです。

薬物代謝酵素CYP3A4を増やして、薬の効果を弱めるとされているのがセントジョーンズワートだそうです。

関与する薬剤としては、抗てんかん薬、強心薬、抗不整脈薬、気管支拡張薬などさまざまな種類があるそうです。

中でも特に気をつけたいのがピルだそうです。

ピルの効果が弱まってしまうそうなので、セントジョーンズワートには注意が必要だそうです。

ダイエットのサプリによく入っているそうです。

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